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■気になる基地撤去の決意だけオンパレードの報道

2012.05.19

沖縄ツアーが無事、終了したと思っていたところ、郷里の父親の容態が悪くな
り、家族で見舞いと実家の手伝いのために15日から18日まで長野に戻った。精神
的にかなりきつかったが、肉親のことであるから、できるだけのことをするのが
家族の役割であると思う。

その間にもいろいろ連絡を頂いたが、まずは大阪市議会での自民党議員団が提
出した尖閣購入についての決議が否決されたこと、その影響を受けて、今度は府
議会で維新の会が石原知事発言を支持する決議案を取り下げる運びになったとい
うニュースが入ったが、実に残念な思いとともに、是非、その背景をしっかりと
把握したいことが一点、そして、もう一点、5月15日の政府と沖縄県が主催した
沖縄県復帰40周年記念大会の報道の仕方が、あまりに基地問題に偏向していたこ
とだ。その報道とは、40年も経つのに基地撤去が進んでいないことに対する県民
の苛立ちというもので、40年は核抜き・本土並みの目標が実現されずに、県民は
満足していない時の経過であったというものであった。

しかし基地があることが何故、いけないのか、基地があることによって安全保
障が成り立っていること、地元民が経済的に恩恵をうけていること、そして何よ
り当時、沖縄が祖国に復帰するに当たって、国旗掲揚運動という澎湃とした国民
運動があったことが、官制の記念大会で語られることもなく、報道で取り上げら
れることもなく、「基地撤去をして、県民の負担軽減をしていく」決意だけで終
始してしまった大会に本当の沖縄県民の心が表れているのかは、しっかりと検証
する必要があるのではないか。

心忙しい中で、そんなことを考えながら帰阪した。

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