誇りある国づくりへ 国を愛する新しい国民運動ネットワーク

■明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

2015.01.05

 昨日4日の夜に郷里の長野から大阪へ戻りました。昨年30日から家族で帰省しま
したが、正月三が日は天気予報では長野市内もかなり冷え込み、雪も降るというこ
とでしたが、昼間は陽も出て、比較的穏やかな日和となりました。それでも2日の
夜半から細雪が降り、翌朝は雪かきをしなければならず、冷え込みの厳しさは相変
らずでした。

 誰もいない実家では正月の飾りつけをして、新しい年に神様と先祖様を迎える準
備をしたり、いつも留守をして、ご無沙汰してしまっているにもかかわらず、実家
を見守って頂いている隣近所のご家族へ挨拶をしたり、大晦日には親族で亡くなっ
た人の家にお悔みの挨拶に伺い、夕方からは老人ホームにいる母親と一緒に妹夫婦
の家で年取りをし、年を越して産土神社(延喜式内 布制神社)に初詣でをしまし
た。初めて大晦日の晩に参拝しましたが、小雪舞う中で、多くの参拝者が並んでい
るのには驚きました。

 元旦は母親を実家に連れて来ておせち料理を一緒にしたり、家内の実家の熊本の
両親と電話で新年の挨拶をしたり、2日には墓参りをし、毎日、母親を訪ねにホー
ムを訪問したりと実家でゆっくりと過ごすというより、留守の分を一気に補おうと
必死に毎日出歩いていましたが、どこにでもある正月気分をしっかりと満喫し、身
も心もリセットすることができました。母親に喜んでもらえたらと思っていました
が、嬉しそうな表情を見て、安堵した思いです。学生、社会人になる前に自分を育
んでくれた郷里は、今となっては大切な宝物であることを実感しました。

 さて、今年は憲法改正実現にとって、国民運動の占める位置がいよいよ重要と
なって来るとともに終戦70周年という節目の年であり、9月に予定されている戦艦
大和沈没地点での洋上慰霊祭の成功へも協力していきたいと思います。

 以下の目標を達成することをを肝に銘じます。

1、地方議員の先生、各団体と提携し、各小選挙区に「美しい日本の憲法をつくる
  1000万人賛同者拡大運動」を推進し、大阪で年内に30万人拡大します。

2、「国会に憲法改正の早期実現を求める」地方決議を府議会、大阪市議会、和泉
  市議会に続き、20市町村議会を目指します。

3、「美しい日本の憲法をつくる大阪府民の会」を結成し[平成27年5月9日
 (土)・大阪府神社庁会館)、改憲世論を喚起する啓発活動を推進します。
  合わせてポラティアスタッフを募り、各種推進委員会を設置します。

4、憲法改正の運動の中で会員2600名(昨年11/30現在で2354名)を必ず
  達成します。

 ここで年頭ご発表の天皇皇后両陛下の御製と御歌の中で、印象に残ったお歌を紹
介致します。何かお屠蘇気分が一気に抜けてしまう程の深い感慨に浸りました。

  天皇陛下 御 製

 神宮参拝

 あまたなる人らの支へ思ひつつ白木の冴ゆる新宮(にひみや)に詣づ

[私の感想]
 昨年3月に、式年遷宮を終った神宮を御参拝された折のお歌であるが、白木の冴
やか輝きと香りの中で長い月日をかけて多くの人々の手を通して遷宮ができたこと
に対する感謝と喜びが溢れ出ていて、天皇陛下がそれをみそなわされているのだと
いう再確認できるお歌である。

  皇后陛下 御歌
 
 学童疎開船対馬丸

 我もまた近き齢(よはひ)にありしかば沁(し)みて悲しく対馬丸思ふ

[私の感想]
 昨年6月に先の大戦で撃沈された学童疎開船「対馬丸」の犠牲者慰霊のため、沖
縄県を御訪問になられた折のお歌であるが、犠牲になられた方々が、御自身と同年
代であった悲しみを、「沁みて」とご表現され、全身で受けとめられているお姿に
襟を正される思いがした。今年の終戦70年の意味を改めて考えるきっかけとしたい
と重ねて思った次第である。

 最後に拙歌を掲げます。長野から大阪への帰路、車中で詠んだものです。

 新年述志

 つとめ終へ憲法(のり)打ちたてる戦ひに戻る道筋誓ひ重ねる

 本年も宜しくお願い申し上げます。

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