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■政党の成立要件とは何か

2013.12.15

 ここのところ、政党の分裂騒ぎが賑わしている。言うまでもなくみんなの党で
は、野党結集の受け皿づくりの手法が異なるとして、江田氏が13名の 同政党所
属議員を集めて分裂することとなった。渡辺代表の強権的な党運営に対しての抗
議であり、新政党で自らが野党結集の中心に軸になりたいと考えているようで
あるが、政策的には元祖と同じわけであるが、憲法問題、集団的自衛権などにつ
いての見解は明確にしておらず、いかにも有権者にはわ かりづらいものがあ
る。江田氏以外が比例代表の当選者であることも考えれば、みんなの党への支持
によって当選した議員は常識的には議員辞職をして からの離党あれば、わかる
というものだ。
 党名も民権党、結いの党、正義党、新党ひびき…など、民権党以外は、政党の
名前と言っていいのか、どこか漫画チック、コマーシャルに出てくるようで、
思わず失笑してしまった。

 また維新の会も相変らず党内で旧太陽の党に反発しているグループがあの、東
国原氏の議員辞職に連動して、また分裂の亀裂があるなどど報道されている。

 従って国会内で3/2の改憲勢力があるというが、流動的であると考えなけれ
ばなるまい。しかし、依然として国民には分裂の動きの原因が曖昧であり、内
向きにしか向いていない政治家の責任は極めて大きいと考える。

 政党成立の要件とは何か。それは一貫して憲法問題であり、日米安保を軸とす
る安全保障の問題であり、国民の生命・財産を守る問題であるはずだ。 安易に
分裂を起こす自体、国民に対する背反行為ではないか。
     

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