■類似する点が多いと思われる各党の憲法改正大綱

 22日付けの産経によるとみんなの党の憲法改正大綱の原案が明らかとなったと
いう。4月一杯まで自民党、たちあがれ日本も大綱案、改正案を発表することと
なっており、昨年の衆院憲法審査会が設置され、稼働し始める中で、連動した動
きで評価したい。

 改正手続きから国民投票を外すこと、一院制の導入も立法事項を限定するこ
と、首相公選制の導入、道州には道法や州法の制定を求め、道州裁判所裁判所を
設置するなど、大阪維新の会が列挙している憲法改正の方向性と似ている点が多い。

 一方、注目される点は、天皇は象徴で元首であること、国旗は日章旗、国歌は
君が代でいずれも国の表象であること、国軍を保持すること、憲法改正は国会議
員の5分の3以上で可決するなど、既に発表された自民党の改正大綱の原案と類
似している点も多い。

 その意味では今後、各党から公表される改正案大綱の天皇条項、防衛条項、改
正条項については最大公約数的なものについては一定のコンセンサスを得ること
ができるのではないかと期待している。

 そう遠くない将来の総選挙の争点が原発再稼働を巡る原発問題だけとすれば、
それこそ我が国の姿を再構築することは不可能となるのではないか。