■泉州支部 特別時事講演会に約200名が参加

~軍事ジャーナリストの井上和彦氏が大いに語る~

 本日22日(土)午後、日本会議大阪泉州支部主催で特別時事講演会「井上和彦使氏、国防を語る」が大阪府神社庁会館5階で開催され、国会議員1名(代理)、地方議員2名はじめ約200名の泉州支部在住の会員をはじめ府下の会員が参加した。

講演される井上先生

講演される井上先生

 3連休の中日であったが、井上先生(軍事ジャーナリスト)が関西の人気番組「たかじんのそこまてせ言って委員会」のレギュラー出演者ということもあり、その著名さゆえに参加された方々も多かったように思う。

 北岡支部長の挨拶に続いて、吉田府議会議員からの来賓の挨拶に続いて、早速、井上先生から「知られざる安全保障の真実」と題して、先生が直接現地に赴かれて取材されたことを画像にされるなど、パワーポイントを活用しながら安全保障問題を実に分かりやすく歯切れのよい口調でお話し頂き、終始、飽きさせることがなかった。

北岡支部長の挨拶

北岡支部長の挨拶

 とくに印象の残った点では、沖縄・基地問題については「ハート・グリーン作戦」と称して地元の子供達が在日米軍に感謝の心を横幕にしてピーアールしている写真を紹介しながら、沖縄では基地反対だけでなく、在日米軍に好意的な子供達が多いことをメディアが紹介していないことということであったが、この写真は初めて見たものだった。

 また、嘉手納基地では現地農民の土地が軍用地として売買されるものの、実際に米軍に守られながら自分の土地で農作物を作ることができたり、返還なしの場合にはさら土地代が高くなるなど、基地経済は県民を潤している事実があるが、これも一切、メディアでは報じられていないということについても驚きであった。実際は基地の存在によって沖縄の経済が支えられてことを実感できた。

 次に自衛隊の規模の点については、先進7ヵ国では軍人1人について国民250人が守られているのに対して、自衛隊の場合には自衛官1人に対して国民540人が守られていることを考えると、46万人の規模にしなければならないこと、また国防費についても先進7ヵ国が2.5%~3%に対して、日本が1%、その不足分を日米同盟の中、在日米軍が補っている点など、象徴的に数字を挙げて説明されたことも説得力
があった。

 そして今の安倍外交はロシア・モンゴルのライン、インド・東南アジア・オーストラリアのラインを構築することによって、中国・韓国を焦らせる形となり、場合によっては北朝鮮に対しても戦略的にしかける形となっており、日本の立場を強める格好になっていることに触れ、世界と日本の動きを大きな視野で捉えることができた。

 安全保障問題を可視的に把握し、各国がどのような思惑で動いているのかを考えていくと国際情況は分かりやすいことを実感するとともに、知的関心を高める内容であった。

 そして吉田・副支部長の閉会の挨拶で会が盛り上がりのうちに終わることができた。

 泉州支部としては3月後半での講演会開催は初めてであったが、憲法改正運動を取り組むに当たっての意義ある行事となった。