■憲法改正の大義を学んだ三島・森田両烈士追悼43周年慰霊祭

 昨23日(祝・土)の午後、日本協議会大阪府本部を中心とする慰霊祭実行委員会が主催して三島・森田両烈士追悼43周年慰霊祭が、大阪護國神社儀式殿の高砂の間で斎行され、26名の参列者があった。小生も参列した。会員の他、近畿偕行会の田川会長や、日本会議支部の役員のメンバーも参列されたことは大変嬉しいものがあった。

 例年、この慰霊祭の時には底冷えをし、冬の到来を感じるものであるが、天気がよく陽気が穏やかであったことが印象的であった。

 この日は、秋の行楽日和ということもあり、色々な行事も諸団体が組まれているが、三島義挙に憲法改正運動の志を人生の核に据えたことを考えると、この日に同志が参加し、居合わせることの意義は改めて重いものであることを実感した。府内では三島・森田両烈士のお祭りはここでしか行っておらず、三島精神を継承していく世代的責任の重さも感じた。

実行委員長による誓詞奏上

実行委員長による誓詞奏上


 第1部では慰霊祭では、護國神社の神職さんによって斎行して頂き、市ヶ谷での最期の絶叫のテープ拝聴、「檄」文奉読、辞世奉唱、実行委員長による誓詞奏上、献歌奏上に続き、全員で玉串を奉奠し、心から両烈士の御霊にこの1年間に活動の奉告をするとともに、いよいよ憲法改正実現に向けた具体的な運動を展開をしていくことを、ひたすら心を込め、お誓い申し上げることができた。

 第2部の講演では、別府正智・日本青年協議会事務局長(日本協議会の青年組織)から「三島由紀夫先生に学ぶ―憲法改正の実現に向けて」と題してお話があった。

別府正智 氏による講演

別府正智 氏による講演


 最初に国会情勢の変化により、憲法改正派生が衆参両院で3分の2を占めるようになったが、左派勢力も国民投票の段階で有効投票の過半数を獲得する戦略を持っているなど、改正の道筋は平坦でないこととを肝に銘じるべきとした。

 そして、領土領海や中韓国の軍事的恫喝や拉致問題など外的に要因でなく、三島先生が訴えられた改憲の道義的意義こそ問わなければならず、憲法の空文化が進めば進むほど精神的な退廃が続くこと、変革の原理こそ「歴史・伝統・文化の時間的連続性に準拠し、国民の永い生活経験と文化経験の集積の上に成立する」国体であり、疑いもなく皇室に求めることであることを確認していった。改めて憲法改正を国民一人一人の身に引きつけて考え、どうしても改正していくのだという内発性について深く考えることができた内容となった。

 続いての第3部の直会では、両烈士のご遺影の前で、参加者の自己紹介をしながら、三島先生との関わりや思いを披瀝しつつ、今後の活動への誓いを述べ合う時間をもつことができた。