■英霊との絆を守ることが国を守ることである

 北朝鮮の中距離弾道ミサイル発射がいつになるかわからない中で、安倍首相が
硫黄島での遺骨収容作業の視察と戦没者追悼式に出席したことの意義ば極めて重
い。硫黄島では戦没者のご遺骨の半数が祖国に帰ることなく、自衛隊基地の下に
埋まっている状態となっており、そのことを考えると一刻も早く、滑走路の重さ
から解放して、御霊の安らかな眠りについて頂くことからしか、戦後の原点をと
り戻すはできない。

 従来、何故、遺骨収容作業が遅れてきたのは厚労省と外務省とがお互いの省側
のご都合主義により結果的に先送りにしてきたのであり、これを官邸主導で推進
しようとする姿勢を見せたことは歴代の政権でもして来なかったことであり、安
倍政権が英霊の御霊の鎮魂をすることが「日本をとり戻す」原点にしたいという
気持ちが伝わって来る。

 そしてわが国へのミサイル発射という危機の真っ最中にある中で、硫黄島訪問
を敢行したことは、英霊との絆を守ることが国を守ることであることを国民に深
くアピールする行動であった。

●安倍首相 硫黄島の遺骨収容「官邸がリーダーシップをとって進める」
 [産経ニュース2013.4.14 17:05より抜粋]

 安倍晋三首相は14日、太平洋戦争で亡くなった日本兵の遺骨収容作業を硫黄
島(東京都小笠原村)で視察し、「官邸がリーダーシップをとって各省庁をまと
めて進めていきたい」と述べ、政府として遺骨収容の取り組みを強化していく考
えを示した。硫黄島での視察終了後、記者団に述べた。

 遺骨収容現場などを回った安倍首相は、自衛隊の硫黄島基地の下にある戦中の
地下壕を地表からレーダーで探査する作業を視察。新藤義孝総務相らと黙祷をさ
さげた。

 同島での遺骨収容は戦没者約2万2千人のうち半数にとどまっている。首相は
「いまだに約半数の方々のご遺骨は眠ったままで、遺骨帰還事業を着実に進めて
いきたい」と強調した。