■日本会議近畿ブロック・第1回大阪大会 報告

■嵐と雨を乗り越え、日本会議近畿ブロック・第1回大阪大会に800名が結集!
~「近畿から誇りある国づくりを!」を合言葉に、大きな運動のうねりを~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●未曾有の国難の時、皇室の伝統と領土・領海を守る国民運動を重点的に展開することを確認

去る9月30日、日本会議近畿ブロック・第1回大阪大会が、日本会議大阪主管の下、大阪市内のエル大阪・エルシアターで開催された。当日は台風が本州に上陸する恐れがあり、警報も出る中、昼前から雨が降り出し、行事が終わるまで激しい雨に見舞われたが、悪天候にめげず近畿一円から800名の参加者で会場はほぼ埋め尽くされ、場内は熱気に満ち溢れた。今回、ブロック大会は近畿としては初めてであった。事前に産経、読売新聞で告知を行うとともに、参加の呼びかけでは主管の日本会議大阪では議員や会員の他に、これまで行事に参加された対象者や関係団体に精力的に案内をするとともに、各府県本部でも、目標数に向けて熱心に行って頂き、未曾有の国難の時ということもあり、関心の高い参加者が多かった。

第1部の記念式典では、開会の辞を寺井 種伯・日本会議大阪副議長、国歌斉唱に続き、日本会議綱領唱和を木村 光伸・日本会議・滋賀理事長、主管代表挨拶を千家 敬麿・日本会議大阪議長、続いて約50名の来賓・議員を紹介した。

来賓挨拶では、三好 達・日本会議会長、髙野 伸生・日本会議大阪地方議員懇談会会長、長尾 敬・衆議院議員、辻 淳子・大阪市会議長、竹本 聡・JC近畿地区大阪ブロック協議会会長が来賓挨拶をされた。

続いて祝電披露、そして活動報告と今後の方針を衞藤 恭・日本会議大阪運営委員長が発表、参加者の拍手によって、この大会の総意とした。

そして聖寿万歳を加藤 隆久・日本会議兵庫県本部会長が先導、閉会の辞を田中 安比呂・日本会議・京都会長が行なった。

第2部の記念講演では「今、求められる日本人の覚悟」と題して中西 輝政・京都大学名誉教授より、主に中国の脅威に対して歴史的に取り上げ、明確な国家戦略に基づいていること、その脅威からわが国の領土領海を守るためには同胞意識、国家意識、国民の力を一人一人が取り戻していく覚悟を持つことであると話された。

続いて来賓、議員、各府県本部役員を対象とした約40名が第3部の懇親会に参加し、大会を振り返りつつ、今後の運動について大いに語り合うひとときとなった。

全体として、力強い国民運動を近畿から巻き起こしていく決意をしていく雰囲気となり、参加者一同、高揚した気持ちとなった大会となった。なお、大会の様子は10月1日の産経大阪市内版に掲載された。

 

【第1部 記念式典】

■開会の辞

国体護持運動に相応しい場所

 日本会議大阪副議長 寺井 種伯

 長い間、都があり、皇室敬慕の精神が篤く、政治、経済の中心であった場所が近畿である。平成9年に各界各層の人々が集まって、日本会議が結成されてから、この大阪大会は近畿ブロックとしては初めての大会となるが、国体護持運動を展開する上で全国で最も相応しい場所である。

今、わが国は、世界に類を見ない歴史と伝統を誇る皇室が危機に直面し、我が国の領土領海が周辺国家の脅威に晒されている。この大会は日本を守るために私達が総力を挙げて立ち上がることを誓う場にしていきたい。

 

■日本会議綱領唱和

日本会議・滋賀理事長 木村 光伸

 

 

 

 

 

 

 

 

■主管代表挨拶

益々大きくなる国民運動の使命

日本会議大阪議長 千家 敬麿

この度、各府県本部の活動の成果を踏まえ、更なる前進のスタートを切るために、初めてのブロック大会を開催することができた。国を憂えている人々がこれだけ結集していることをアピールするとともに、このパワーをさらに大きなうねりとしていきたい。

我が国を取り巻く内外の情況は8月に韓国大統領が竹島に不法上陸、次いで歴史問題を再燃させての天皇陛下への謝罪要求という暴挙、尖閣諸島では中国公船が領海侵犯を繰り返すだけでなく、中国国内の日本人や日本企業に対する略奪、テロ、日本が尖閣を盗んだという国連での盗人発言、北方領土にはロシア首相が上陸するなど、政府の弱腰外交を見透かす事件は後を絶たない。

幸い、私共の全国署名活動による国民世論の盛り上がりと国会議員の先生方のご尽力の結果により、先の国会では海上警察権強化法案が成立した。

もう一つは皇室典範の問題がある。「政府は皇族方の安定した皇室活動の維持をはかる」という名目で、いわゆる「女性宮家」創設を検討しており有識者のヒアリングを終えた。「女性宮家」創設は女系天皇へつながりかねず、万世一系の皇統を誇る皇室の伝統を絶つことになりかねない由々しき問題であり、なんとしても避けねばならない。

政治の機能不全が続く中、国民運動の使命は益々大きくなっている。

 

■来賓祝辞①

国民運動の究極の目的は憲法改正

日本会議会長 三好 達

 「日本を守る会」と「日本を守る国民会議」とを統合して日本会議が発足してから、今年で丁度15年になるが、国民運動を「大きなうねり」とし、その「うねり」の力によって、運動を盛り上げ、成果を挙げ、その成果によって、更に「うねり」を大きくし、更に成果を挙げる上昇スパイラルを目指してまいりたい。

本大会のキャッチコピーである「近畿から誇りある国づくりを!」は、近畿から全国に向けて「大きなうねり」を広げていこうとする意気込みを示している。

最近の日本会議の運動の大きな成果としては、通常国会の会期末において、「海上保安庁法」及び「外国船舶航行法」の改正に漕ぎ着け、9月25日から改正法が施行されたことを挙げなければならない。

昨今、我が国は周辺諸国から、これまでなかったような侮蔑を受けている。

我が国はこのような侮りを受けるに至った最大の原因は我が国の国力低下である。一国の国力は、防衛力、産業経済力、外交力、政治力の総合体であり、国力の根底にあるのは、政治家、官僚、産業人を含む全ての国民が持たなければならない国家意識、言い換えれば、愛国心である。

国力が低下すれば国際社会での発言力は低下し、影響力も低下する。国力において相手国に劣り、相手国に対する依存度が高ければ、理不尽に仕打ちを受け、侮蔑的行為をされても有効的な対抗措置を探ることができない。対抗措置を探ることは、いわば我慢比べに入ること、依存度の高い方が、先に音を挙げることになり負けてしまう。国力の増進が急務であり、大本になるのは国民の目覚め、国家意識を甦らせることである。

およそ国家には絶対に等閑にしてはならない究極の任務がある。それは、国民と国土を外敵から護る任務、即ち、国防である。国民と国土を防衛しようとしない国家は、国家の名に値しない。国民は、一朝事があるときは、国防に従事する義務を負っている。

然るに、我が憲法の前文は、日本国はこの究極の任務を放棄し、日本国民はこの義務を果たすべきではない、と規定している。私は前文は、「降伏文書」であると考えている。要するに「皆さんを信頼して、武器を捨て、手向かいはいたしません。だから命だけはお助けください。」と言っている。

こんな惨めな憲法前文の下で、日本国民としての矜持や誇りが醸し出されない。日本会議の国民運動の究極の目的が、憲法改正にあることは

今更私から申し述べるまでもない。

 

■来賓祝辞②

地方議会で関心を持っているのは教育の問題

日本会議大阪地方議員懇談会会長 髙野 伸生

 日本会議大阪地方議員懇談会は、大阪府議会議員、大阪市議会議員、堺市議会議員をはじめ、府内の市町村議会議員がそれぞれの議会で日本会議の運動を進めている超党派の議員連盟である。

地方議員の活動が国会議員の先生方に我々の思いを伝え、そして国への大きな訴えとなって、運動が広がっていく。

先般、9月に大阪市議会では北朝鮮の拉致問題についても決議案を採択したが、やはりこの問題を解決することも日本会議の大きな目標の一つである。

とくに地方議会で大きな関心を持っているのは教育の問題である。いじめの問題が根絶するのでもなく、むしろ深刻化し、悲惨な目に会っている方が全国的にたくさんおられるが、子供達に道徳心、愛国心、愛情をもって日本の伝統と文化を愛する教育を現場でやっていけるように、各地方議会で日本会議と提携して頑張っていきたい。そして堂々と日本の伝統・文化を守る集団として精一杯活動できるように支援を頂きたい。

 

■来賓祝辞③

国会議員は皆さんの手足

衆議院議員 長尾 敬

 去る8月18日、19日に私は8名の国会議員やマスコミの方々も含めて、153名で尖閣諸島洋上視察に来た。政府が答弁している「有効に活用している安定的かつ平和的な維持管理」をしていると到底思えない廃墟も同然、大変、痛々しい姿だった。開拓の精神を持った先代達の生活の跡をあのように放ったらかしにしていることは、日本人の恥であることを痛感致した。ここは自分の家だと、遠い所で叫んでみても気がつけば泥棒が出入りをし、見知らぬ人が勝手に住み付いてしまうのは当然のことである。

北方領土、竹島を実効支配された時の政権を批判するのは簡単である。我が国は6873の島々によって構成されているが、広さの順では本州、北海道、九州、四国と挙げることはできるが、その次は択捉島は挙げられない。どこかで私達は、北方領土は「我が国固有の領土」と口にはしていても、択捉島と答えられないという現実がある。

我が国は小さな島国ではない。国土面積は狭いかもしれないが、排他的経済水域を含めた面積では世界で第6位、更に海の広さだけでなく、深さ、体積を考えればロシアを抜いて第4位の国家である。体積である資源というものが我が国にとって国益の重要な課題であるという概念を持たなければならない。

最後に人権委員会設置法案が閣議決定されてしまったことをお詫びしたい。全ての会議に出席させて頂き、何人かのブレーキ役がもぐら叩きのように何度も閣議決定を阻止して来たが、今回、あろうことか、大臣が外遊中に価閣議決定するという暴挙に関しては皆さんの怒りを後方支援とし、今後とも正して参りたい。

私ども国会議員は皆さんの手足であり、皆さんの怒りをバックに国づくりのために命を賭け、邁進してまいりたい。

 

■来賓挨拶④

地元の歴史を学ぶ副読本の作成を

大阪市会議長 辻 淳子

 9月の大阪市会では、韓国の李明博大統領の言動に抗議するという意見書を採択したが、今、日本は対中国、対韓国という大きな問題を抱えている。元を正せば、数年前の元首相の不用意な言動に原因があるが、穏やかさを美点としているが、これが国際社会にあっては主張をしないと受けとられている。教育の中では論理的に思考し、はっきりと自分の主張を述べる必要がある。

ここに東京都が高校生のために作った副読本「江戸から東京へ」がある。中は写真や図などでわかりやすい内容となっている。今、日本の高校生は日本の歴史を勉強していない。その中にあって東京は副読本をつくることによって、江戸時代から現在の東京がどんな風に街づくりが変わってきたのか、政治や産業が変わってきたのか、また東京の伝統・文化をしっかりと教えようとしている。

過日、猪瀬 東京都副知事の方からこの本を頂きまして、是非、大阪でも「なにわから大阪へ」という副読本をつくって、日本史をしっかり勉強させるべきで自分の国の歴史を持たない日本人は、背骨がないのと一緒で、いろいろな交渉事で弱みをみせることになると言われた。

是非とも、本日、各自治体の議員の皆様、ご自分の自治体に於いて、このように自分の地域の歴史を勉強するものをつくって頂きたい。

 

■来賓挨拶⑤

国を思う団体と共に歩みたい

JC近畿地区大阪ブロック協議会会長 竹本 聡

 今、この日本は大変危機に陥っている。様々な問題があるが、しかし一番問題なのは、我々国民が無関心であることだと思う。国や政治に任せるのではなく、我々国民が主権者として声を挙げる必要がある。

各地の青年会議所においては、その地域に根差した運動を展開しており、その地域の青少年に関する運動を展開するとともに、国家に関わる問題をとり挙げ、それを47ブロックに於いて府民県民の皆さんとともに考えている。憲法改正問題について、日本青年会議所として草案を作成し、団体や国へ渡して提言をしている。

国を思う団体の皆さんと手をとり合い、情報を交換し、思いを共有し、国の発展に寄与していきたい。

 

■活動報告と今後の方針

 日本会議大阪運営委員長 衞藤 恭

 これまでの挨拶で活動報告は網羅されており、ここでは今後の方針のみ発表する。

1、皇室継承制度に関する運動、とくに女性宮家問題について

①万世一系の男系による皇位の継承を確立するため啓発運動を推進する。

②女系天皇容認につながる政府の女性宮家創設の動きに歯止めをかける。

・今後、想定される政府のパブリックコメントへ対応する。

③「皇室の伝統を守る国民の会」の設立を踏まえ、各府県においても「皇室の伝統を守る県民の会」の設立に向けた働きかけを行う。

2、尖閣・竹島の領土・領海問題、沖縄を始めとする離島の防衛に関する運動について

①政府の尖閣諸島国有化に伴ない、現地調査、灯台の設置、避難港の整備など実効支配の強化に取り組むことを働きかける。

②地方議会に「尖閣諸島の実効支配の推進を求める意見書」の採択を求める。

③竹島は日本古来の領土である旨を世界に示し、韓国の実効支配を止める。

・日本が提訴した国際司法裁判所において勝利できるために真剣に努力するよう政府に働きかける。

④政府に対して、自衛隊による領域警備の任務を付与する全般的な自衛隊法改正を早急に進めることを働きかける。

3、会員拡大について

ブロック大会を機に会員拡大に努める。

 

■聖寿万歳

日本会議兵庫県本部会長 加藤 隆久

 

 

 

 

 

 

■閉会の辞

自信をもって誇りある国づくりを

日本会議・京都会長 田中 安比呂

 ご承知の通り、今年は明治天皇様が崩御されてから100年に当たる。明治天皇様の御製に

蝦夷の奥 みなみの島の果てまでも 生い茂らせよ わが教え草

我が国万世一系の125代の天皇様を戴く世界に誇るべき国柄というものに大いに自信をもって誇りある国づくりに心ある大勢の皆様方を糾合し、日本会議の活動を今後益々活発に展開して参りたい。

 

 

 

 

【第2部 記念講演】

 

・演題  「今、求められる日本人の覚悟」

・講師  京都大学名誉教授 中西 輝政 先生

 

[領土問題を歴史問題と結びつける中国の戦略]

 

中国当局が大きな関心を示し始めて、さかんに対日批判を繰り返し始めたのは、東京都の募金だ。ごく短期間にものすごい金額の寄付が集まり、それも大口の寄付者ではなく、小口で10万人の日本人が身銭を切って14億円以上に及んだが、これを脅威と感じとった。中国、北朝鮮、ロシアなど日本に強い敵愾心をもっている諸国の対日関係の戦略家たちは、日本国民はもう国家意識なんか忘れて、高度成長、バブル崩壊、自分の生活が第一で走って日本の国民はほぼ抑えられると思っていた。ところがこの募金は、日本国民の力を示した。尖閣の実効支配を強化して、この島を奪われないようにしなければならないという一念である。

中国は50年前から着々と対日政策をやってきている。50年ルールで外交文書、秘密文書が公開されている。60年安保(昭和35年)に、いかに中国、ソ連が関わっていたか。あんな運動が自然発生的に起こるはずがない。要所で日本国内に手を突っ込んで、あるいはお金を大枚つっこんで、学生運動にも大変なお金をつぎ込んできた。

今日では航空母艦をつくって、太平洋をハワイで二分して分割支配しようと米国に発言する軍人も出てきた。こういう中国にどう対するか、ということを今日本は突きつけられている。しかし、残念ながら、日本の同盟国である米国の指導者にはその意識はあるが、アメリカの一般国民は、その意識は行き渡っていない。この認識のずれが日米関係の今後を機能させていくためには死命を制する。その意味では、日本の政府、国民の両者にとって大切なのは、日本人の意識はかなり覚醒したことである。

日中関係を考えるときに大切なことは、歴史ということに目を向けることだ。東京裁判史観と違う歴史を書く人は、専門外の人、学会には所属していない人で、それほど強い縛りがある。今回、中国側は、国連で中国の外務大臣と韓国の外務大臣が声を合わせて、第二次大戦の歴史を通じて、反ファシズム戦争を勝利したという歴史問題と領土問題を引っ付けて、歴史問題を全面に出せば、韓国と中国は共同戦線を組める。そうすれば日韓関係にくさびを打ち込める。北朝鮮を守る為に、日米韓のスクラムを分断できると考えている。

今年は日中国交40年であったが、その前の40年はどうだったか。1931、2年、昭和6、7年。このときに日中の代表が国際連盟で激しくやり合った。ところが、だんだん日本の旗色が悪くなっていった。国際世論は中国に肩入れするような世論が増えていった。宣伝、扇動は国家戦略の大きな柱である。広報、どの国も宣伝と称してやっている。これは民主主義の政治のプロセスとは別次元の対外戦略の話。尖閣にしても竹島にしても、日本にとっての正念場がそこにあるという意識をもたなければいけない。

 

[中国は日本の連続性の回復を恐れている]

 

もう一つ重要なことは、尖閣、北方領土、竹島は日本の領土ですが、外ばかりみていると、こういうときには周辺諸国は内側から裏口を通って、日本の国内を弱体化させよう、内側から攻めていこうとしてところが随所に見られる。北海道の土地を買いあさる香港のファンドマネーがある。新潟では5000坪を中国総領事館が購入、そしてチャイナタウン計画、仙台その他震災被災地にもこれは地方自治体からやっていこうという戦略であり、人の住んでいるところこそが一番欲しい。

もし日本がこの戦前戦後の連続性を回復し、日本の歴史の大きな一体感を持つようになったら、日本は一人前の国家になるぞ、日本は我々と同じように自己主張するようになるかもしれない。いままでのように何をされても泣き寝入り、憲法9条、「諸国民の公正と信義を信頼して」総てをゆだねることに決めた。どうやらそれに近いことを本気で考えている日本人が多い。こんなにやりやすい国はない。日本を従属国家にするということは諸外国の目標としている対日戦略です。これに気がつかなければならない。

この領土の問題で日本人が目覚め始めた。これは非常に大切なことだ。対中国、対北朝鮮、対ロシアは、日本の内側にマスコミ、メディア、学校教育、あるいは一般国民の様々な意識、そういうものを通じて、徐々に米国が太平洋の向こうに退いていく趨勢を楽しみにしている。そして、2020年、2025年ということを中国は考えている。その時点で日本を中国のいいなりになる国にしよう。これが大目標である。

 

[日本精神の拠り所を守れば難局を乗り越えられる]

 

そこで我々日本人はどう立ち上がればいいのか。これにどう対すればいいのか。日本の懐に入ってくる。どの国にも国家戦略を考える部局がある。アメリカのペンタゴンにもあるし、ホワイトハウスにもあるし、各大学に政府と提携した研究所がある。もちろん中国にもある。

ある中国の学者が言うには、この頃、対日戦略を研究する部局で、一所懸命、昭和20年代のアメリカの日本占領政策を研究している。何故、GHQのことを中国人が一所懸命調べているのか。米国の日本占領は、実に素晴らしい成功例としてみている。日本の懐、日本人の心、日本人の心臓、日本人の脳髄、こういうものを変えてしまう。これが一番効率的な日本占領政策である、という視点で研究している。日本精神の拠り所、そして国防の最後の拠点というのはここだということを、中国人が我々に教えてくれている。その意味で日本人が日本人である限り、最後の我々のよって立つ拠点というのが皇室であり、神社であるということは、よくよく我々の心に刻んで、これからの時代は、日本という国はこういう形で守らなければ、なくなってしまうということを肝に銘じて、多くの同胞に語りかけていかなければならない。

一番大切なことは、われわれの周りにいる同胞、庶民、国民の意識がこの国の基本は皇室を中心とする二千数百年の日本の伝統、アイデンティティであり、これが分からなければ、日本人ではないということを認識することである。とりわけ皇室のもとに日本人が結束したときに、歴史上、蒙古襲来や黒船来航、昭和20年の敗戦があったが、しかし、みんな国民がひとつになって天皇のもとに結束して乗り越えてきた。私はこのことを日本人が忘れない限り、どんなミサイルを撃ってきても、どんな反日デモをやられても、国連総会でどんな応酬がなされても、この国は立派に耐えられるし、立ち上がることができると確信している。

(講演要旨内容の責任は日本会議大阪事務局)

 

※主な参加者(順不同)(以上、36名)

 

三好 達(日本会議会長)・中西 輝政(京都大学名誉教授)・髙野 伸生(日本会議大阪地方議員懇談会会長)・竹本 直一(衆議院議員)・長尾 敬(衆議院議員)・渡辺 義彦(衆議院議員)・森山 浩行(衆議院議員・代理)・辻 淳子(大阪市会議長)・竹本 聡(日本青年会議所 近畿地区大阪ブロック協議会会長)・椛島 有三(日本会議事務総長)

上島 一彦(大阪府議会議員)・尾田 一郎(大阪府議会議員)・小林 雄志(大阪府議会議員)・宮本 一孝(大阪府議会議員)・吉田 利幸(大阪府議会議員)・坂上 敏也(大阪府議会議員)・岡田 義信(大阪府議会議員)・竹下 隆(大阪府議会議員)・和田 有一朗(兵庫県議会議員)・富田 博明(滋賀県議会議員)

荒木 幹男(大阪市会議員)・太田 晶也(大阪市会議員)・岡崎 太(大阪市会議員)・多賀谷 俊史(大阪市会議員)・山根 健(堺市議会議員)・柿花 道明(吹田市議会議員)・北川 悟司(豊中市議会議員)・楠本 陸雄(藤井寺市議会議員・代理)・小林 貢(八尾市議会議員)・渡辺 慎吾(摂津市議会議員)・古川 まさのり(和歌山市議会議員)

中馬 弘毅(前・衆議院議員)・中山 泰秀(前・衆議院議員・左藤 章(元・衆議院議員)・松村 俊明(日本会議事務局長)・野崎 昭夫(日本会議事務局次長)