■大阪市の教育振興基本計画の中間案が判明

 ようやく大阪市では教育振興基本計画が市長と市教育委員が協議、中間案公表
の後、再協議して策定される展望がたったようであるが、首長のリードによる数
値上の教育目標が立てられることは一歩前進である。

 ただ、英語教育の導入を小1から行おうとしていること、また中3で英検準1
級の取得というのはどうかと思う。一方では、「読む」「書く」「聞く」「読
む」という国語力も育てようとしているわけであるから、その整合性をしっかり
とつけることが必要である。

●「中3で英検準1級、小6で3級」 大阪市教育計画、理数系教員に民間人特
例も[産経ニュース 2012.11.6 10:13より抜粋]

 大阪市立学校で来年度の教育施策の基本方針となる「教育振興基本計画」の中
間案が5日、判明した。英語教育を重視する橋下徹市長の姿勢を反映するよう
に、中学3年で英検準1級、小学6年で同3級の取得という目標を明示。人材が
不足する理数系教員の確保策としては、教職員免許を持たない一般社会人が、現
行の特例制度を利用して教壇に立てる措置を講じることも盛り込むなど、特色あ
る内容となっている。

 大阪市では、5月に制定された教育関連条例に基づき、市長と市教育委員が協
議して教育振興基本計画案を策定することになり、現在、市教委を交えた有識者
会議で中間案の策定を進めている。市長と教育委員がさらに協議して成案化し、
来年2月に市議会に提出、議決を経て同計画案と教育目標が最終決定する。

 中間案では、英語の発音とつづりの規則性をルール化した学習法「フォニック
ス」を使った英語教育を小学1年から実施すると明示。具体的な到達目標とし
て、小学6年で英検3級、中学3年で準1級の合格を目指すことを盛り込んだ。
文部科学省によると「公立小でフォニックスを使った英語教育は全国でも聞いた
ことがない」という。