■尖閣購入問題、国会でクローブアップ化

  ようやく尖閣をはじめとする領土領海の問題が国会でクローズアップされてきた。
 これに対しても依然として藤村官房長官は「政府はいろいろ検討している」と
いうが、誰がみても何もしていない政府こそ問題があることが明確である。

●尖閣購入「本当は国がやるべきだ」 石原都知事が国会で意見表明
[産経ニュース 2012.6.11 23:54から抜粋]

 衆院決算行政監視委員会(新藤義孝委員長)は11日、沖縄県石垣市の尖閣諸
島の保全をめぐり、東京都による尖閣購入を表明している石原慎太郎知事や石垣
市の中山義隆市長らを参考人招致した。石原氏は今年度内の購入に意欲を示した
上で、「本当は国がやるべきだ。東京がやるのは筋違いだが、やらざるを得ない
状況だ」と強調した。

 石原氏は尖閣購入を目指す理由について「自分たちの家に強盗が『入るぞ』と
宣言しているのに戸締まりをしない国がどこにあるのか」と述べた。

 また、国が同委員会の上陸調査への協力を拒んでいるとも指摘し、「都の船を
いくらでも提供する。国会議員は行ってくださいよ」と促した。

 都による尖閣購入をめぐっては、丹羽宇一郎駐中国大使が「日中関係に極めて
深刻な危機をもたらす」との見解を英紙のインタビューで示しているが、石原氏
は「(藤村修)官房長官が『(丹羽氏の発言は)政府の意向でない』と言った。
政府の意向と違う大事な発言をする大使は速やかに更迭すべきだ」と述べた。

 一方、中山氏は都の尖閣購入について「賛意をもってともに行動したい」と表
明。国に上陸許可や漁船向けの避難港整備を求めた。国による購入に関しては
「(政府関係者以外の上陸を認めない)今と同じような管理の状況が続くような
ら意味がない」と述べた。

 同委員会には、山田吉彦東海大教授と横畑泰志富山大准教授も出席した。

●与野党議員6人が漁船で尖閣視察 生態系への影響指摘も
[産経ニュース 2012.6.10 20:27 より抜粋]

 沖縄県石垣市の尖閣諸島周辺海域を、民主党の森岡洋一郎氏、自民党の下村博
文氏ら衆院議員6人が10日、漁船で視察した。

 同諸島・魚釣島の周りを航行し、灯台や島の地形などを確認。参加議員から、
野生化したヤギが草を食べて島全体の裸地化が進むことで、生態系への影響を憂
慮する指摘もあった。民主党の高邑勉氏は「生態系について早急に上陸調査すべ
きだ」と述べた。

 森岡氏らが理事を務める衆院決算行政監視委員会は11日、同諸島購入計画を
表明した石原慎太郎東京都知事や中山義隆石垣市長に参考人質疑をする予定。

 視察は、民間団体「頑張れ日本」が地元漁師と実施した「集団漁業活動」に同
行。都議、石垣市職員、英紙フィナンシャル・タイムズなど海外メディアを含め
計約120人が9日夜、漁船14隻で石垣港を出港した。